毎朝の通勤に電車や車を利用されている方は多いのではないでしょうか?
しかし筆者も長年の通勤のストレスを感じていたのが
・ぎゅうぎゅう詰の満員電車
・2~3分の遅れで走らないといけなくなる乗り継ぎ
・事故や道路工事に伴う予測のできない渋滞
・車にかかる高額な維持費
そこで通勤のストレスをグッと下げられ、おまけに通勤中でも運動ができるロードバイクを選びました!
この記事では通勤スタイルをロードバイクに変更した際に気になったロードバイクの選び方と、これからロードバイクでの通勤を検討している方向けに筆者が最もお勧めできるロードバイクを10選についてお伝えしていきます。
ロードバイクとは?
競輪などのレースでも使用される前屈みの姿勢で走行する自転車です。
街中でも最近は前屈みになりながら走行するサラリーマンやUber eatsの配達員、学生の方で見る機会も多い”ママチャリ”に続いて人気の自転車です。
ママチャリと比べて何が違う?
それでは実際に具体的な違いを見ていきましょう
・ハンドルの形
・カゴや荷台
・ギアの数
・値段の相場
このように同じ自転車と言っても構造的には別物です。
それに料金もママチャリと比べればかなり高価だと最初は思うかもしれませんが、なぜ筆者もそうですがロードバイクを通勤用に利用しているのか見ていきましょう。
ロードバイクが優れているポイント
通勤手段をロードバイクに変えることが優れているポイントを筆者の経験を交えて見ていこうと思います。
●原付バイクと大差ない加速速度
一般的な男性の走行速度を参考にすると
ママチャリでの平均走行速度 :時速10km前後
ロードバイクでは平均走行速度 :時速20km前後
またロードバイクには多段回ギア変速が搭載されているため、平坦な道で時速30km出すことも可能です。
●坂道でも楽々登れる多段回ギア変速
ロードバイクのギアは”フロントギア”と”リアギア”の前後に2種類のギアを搭載しています。
ギアを軽くしていくことで登るのに一苦労する坂道も楽々登ることができるため、正直ママチャリには戻れなくなりますね。
●雨の日でも安心の優れたブレーキ性能
ロードバイクでは主流のディスクブレーキは軽く握っても十分な制動力(ブレーキ)があります。
競輪の選手が万が一の時でも止まれるように設計されているため、雨天時でもほとんど制動力を下げることなく止まれるのが特徴です。
デメリットとしては、ママチャリで使われているブレーキより重たいという点と、ブレーキ性能が高すぎて通常のママチャリには搭載できない代物です。
速度も出せるロードバイクならではのブレーキと言えるでしょう。
●実はハイコスパのロードバイク寿命
ロードバイクの寿命は平均で5~10年と言われていますが、寿命に関しては乗り手の操縦 (事故をしないか)と濡れた後は軽く拭いてあげる。
そして1年に1回は専門店で整備に出すだけで、10年以上使っている方も中にはたくさんいらっしゃいます。
自転車もステンレスで水に強いですし、構造的にも衝撃にはかなり強い方ですが、ほったらかしはいけません。
これは自転車に限ったことではないですが、テレビでもなんでも物持ちのいい人は多少なりとも手入れをしています。
なので一概には言えませんがほったらかしで5年程度、整備をして10年強と考えれば車に比べて圧倒的にコスパが良いと言っても過言ではないでしょう。
通勤手段にロードバイクを取り入れた際のメリット
ロードバイクがママチャリより良いということはなんとなく伝わったのではないかと思います。
次はロードバイクを通勤に取り入れると何が良いのかをお伝えしていきます。
交通費の大幅な削減
まず通勤に取り入れることで交通費の大幅な削減を行うことができます。
現在ガソリン代の高騰によりこれまで通勤手段として車を利用していた方は、負担が増えているのではないでしょうか。
通勤手段をロードバイクに変更することで、交通費が浮きあなたの欲しいものややりたいことにお金を使うことができます。
最近では、浮いたお金で旅行などに出掛けている方などもいるようです。
通勤・退勤時のストレスの低下
冒頭でもお伝えしたように通勤手段にロードバイクを取り入れることで、渋滞や満員電車のストレスから解放されます。
毎朝、渋滞や満員電車に巻き込まれて通勤することは、大きなストレスとなってしまいます。
毎朝、出社する前に疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。
ストレスを軽減することで、その悩みは改善されるかもしれません。
運動不足の解消
コロナが蔓延しテレーワークが普及したことで、運動不足を感じる方は増加傾向にあります。
現在では、コロナが落ち着いたこともあり出社する方も増えていますが、通勤時に少し動くだけでは運動不足は解消できません。
運動が不足してしまうと消費するエネルギーが少ないため、あまり食べていないのに太ってしまうといったことにつながります。
また、運動不足によって肥満だけでなく病気になってしまう可能性も高くなってしまうので、健康面に気を遣っている方は通勤方法を変えてみてはいかがでしょうか。
通勤を電車や車からロードバイクに変えるだけで、多くのメリットがあるので、試してみてください。
自分に合ったロードバイクの選び方
ロードバイク1つとっても数百通りの組み合わせができ、見た目も大事ですが自分に合った性能を見つけていきましょう。
●ハンドルの形
ドロップハンドル
ロードバイクではポピュラーなハンドルです。
深い前傾姿勢を取りやすく、“速度”重視の方向けハンドルです。
ブルホーンハンドル
牛の角のような形が特徴的なハンドルです。
高い姿勢で乗りやすく腕や手首の負担を減らしてくれるので、“長距離走行”重視の方向けハンドルです。
フラットハンドル
ママチャリでもお馴染みのハンドルです。
姿勢も調整しやすく上記2つの良さを兼ね備えていますので、“安定感”重視の方向けハンドルです。
●ブレーキの違い
Vブレーキ
ママチャリなどの通常の自転車に使用されるタイヤの側面をブレーキパットで挟み込むブレーキ方法です。
太いタイヤと相性が良く泥つまりにも対応していて何より料金が高くないのがポイントですが、坂道では強く握らないと止まれなかったり、雨の日に効きが弱くなります。
ディスクブレーキ
大半のロードバイクで主流となってきた金属製の円盤をブレーキパットで挟み込むブレーキ方法です。
雨の日でも通常時と変わらない性能性と坂道でも軽く握るだけで止まることができますが、少し車体が重たくなってしまうのと料金がVブレーキに比べて値が張ります。
通勤に選びたいお手頃ロードバイク10選
初めての1台目としておすすめしたいロードバイクをご紹介していきます。
初心者におすすめのものを厳選して選んだので、参考にしてみてください。
1位:MINXU(ミンスー) エントリーモデル
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 69,800円 |
ギア数 | 24段変速 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
ロードバイク初心者におすすめのMINXUエントリーモデル。
前3段階・後8段階の計24段階の変速ギアが搭載されているので、坂道でもラクラクに登り切ることができます。
しっかりとした足回りによって、滑らかな走りだしと高速走行でもブレが出にくいロードバイク。
サドルのクッションには柔らかい素材が採用されているため、長時間走行でもお尻が痛くなりにくいです。
購入後のサポートも国内メーカーだからこその安心感。
エントリーモデルということもあり、通勤用としてもサイクリング用としても初めてのロードバイクにおすすめです。
2位:Bianchi (ビアンキ)SPRINT
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 206,800円 |
ギア数 | 22段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
フレームにカーボンの素材を採用し軽い車体を実現したロードバイク。
カラーは定番のチェレステカラーを始め、ブラックも展開されています。
価格はロードバイクの中で中間当たりの価格帯に設定されているので、こだわった1台をお求めの方におすすめです。
カーボン素材のロードバイクは販売価格が高くなってしまいますが、余裕のある方は選んでみても良いかもしれません。
3位:MERIDA(メリダ)グラベルロード SILEX100
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 142,890円 |
ギア数 | 16段変速 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
快適性と乗り心地を重視されて製造された初心者向けのロードバイク。
タイヤはロードバイクの中でも、太めに設計されているので、不安定な道路でも走りやすくなっています。
ハンドルレバーは末広設計なので握りやすく初めてロードバイクに挑戦する方の手にもよく馴染みます。
4位:TREK(トレック)Domane AL 2
おすすめ度 | ★★★★☆ |
価格 | 106,700円 |
ギア数 | 16段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
3位でご紹介したグラベルロードと同じく16段変速ギアが搭載されているDamane AL2。
ロードバイクのサイズも多く準備されているので、適切なサイズが見つかりやすいのではないかと思います。
また、保証も生涯保証がついているため安心して乗ることができます。
5位:ANCHOR(アンカー)RL3 DROP CLARIS
おすすめ度 | ★★★★☆ |
価格 | 92,400円 |
ギア数 | 8段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
長距離走行を考え作られたロードバイク。
フレームにはカーボンが採用されているので、車体の重量は軽くなりますが、サドルが分厚くタイヤが太いため重量は相殺されるかもしれません。
しかし、10万円以下のロードバイクにカーボンが使用されているのは珍しいので十分選ぶ価値はあるのではないかと思います。
6位:SPECILALIZED(スペシャライズド) ALLEZ SPORT
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
価格 | 115,500円 |
ギア数 | 22段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ロードバイクに憧れ、通勤・通学にロードバイクを使ってみたいという初心者の夢を実現したモデル。
フレームにはアルミが使用されており、軽量化だけでなく快適な操作性を実現。
サイズも多く展開されているので、より多くの方の体格にフィットします。
サイクリングを目的とするより通勤や通学をメインに使用する方におすすめです。
7位:SCOTT(スコット)SPEEDSTER
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
価格 | 104,500円 |
ギア数 | 20段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
前傾姿勢になりすぎず長距離走行でも身体に負担をかけることなく走行できるSCOTTのSPEED STER。
荒れた路面でもより速く快適に走ることができるエンデュランスジオメトリーというものが搭載されているので、長距離走行も楽です。
サイズも160cm前後から180cm前後まで広くカバーできる点も人気の理由となっています。
8位:CANNONDALE(キャノンデール)CAAD13 Disc 105
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
価格 | 264,000円 |
ギア数 | 22段変速 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
キャノンデールの代表作のロードバイク。
強固なアルミフレームにはエアロ形状を取り入れているため、カーボンフレームに劣らない速さを実現しています。
販売価格は他の製品に比べると高くなっていますが、長期間1台を大切に愛用していきたい方におすすめです。
9位:GIOS(ジオス)MITO
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
価格 | 128,700円 |
ギア数 | 16段変速 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
フレームの溶接にこだわりをもち、フレーム素材をクロモリとアルミから選ぶことができるジオスのMITO。
お手頃な価格帯に設定されているので、初めての1台にピッタリなモデル。
ブレーキには制動性の高いディスクブレーキが搭載されているので、安心して乗ることができます。
また、フロントトリプルギヤも搭載されているので、坂道も登りやすくなっています。
10位:GIANT(ジャイアント)TCR SLR 2
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
価格 | 175,000円 |
ギア数 | 22段変速 |
ブレーキ | Vブレーキ |
上級レーサーも納得のロードバイク。
車体の総重量はロードバイクの中でもかなり軽量の7.9kg。
そのため、男性なら片手でも車体を持ち上げることが可能になります。
階段を持って上がることが多い方などにはおすすめなのではないでしょうか。
筆者からの一言
いかがだったでしょうか?
今回は通勤におすすめのロードバイクをランキング形式でご紹介しました。
ロードバイクを販売している業者の中には、粗悪品を販売している業者も多くいます。
購入する際は口コミなどをしっかりと確認しながら初めてに相応しい1台を選ぶようにしましょう。