キャンプに興味を持ち、テントを購入しようと考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし筆者も初めてテントを選ぶ際に悩んだのが
・種類が多すぎて選べない
・簡単に組み立てができるか不安
・失敗して後悔するのはイヤ
そこで後悔しにくく、おまけに組み立てが簡単なテントを選びました!
この記事ではキャンプを始める際のテントの選び方と、これからキャンプに挑戦する方向けに筆者が最もおすすめできるテント10選をお伝えしていきます。
キャンプにテントは必要?
キャンプといえばテントを背景にしたイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。テントがあることで、寝ることができるだけでなく雨風を防ぐことができるので、キャンプをする方の多くは持っているアイテムなります。
また、荷物を置く場所の確保ができるため、防犯面としても外に荷物を置くよりも安心することができます。
そのほかにも小動物のいる場所でキャンプをする場合も食品などを安全に保管することができるので、キャンプをするならテントはあったほうが良いです。
テントにはどんな種類がある?
テントといってもさまざまなので、初心者は選ぶのに悩んでしまうものです。
代表的なものとして「ドームテント」「トンネル型テント」「ワンポールテント(ティピーテント)」「ロッジ型テント」がありワンタッチ式やポップアップ式など、組み立て方によっても種類が分けられます。
「初心者が初めて揃えるなら、1人でも簡単に組み立てられる小さなドーム型テントがおすすめになっています。
●ドームテント
初心者からベテランキャンパーまで幅広く愛用されている、丸くドーム状になったテント形状です。
1人用の小型のものから、家族やグループ向けの大型のものまでバリエーションが豊富になっています。
さまざまなアウトドアメーカーから多数ラインナップされていて、初めて買うテントとして選ばれやすい形状です。
●トンネル型テント
寝室とリビングの2部屋がテントに収まり、雨や寒さなど気にせずにのんびりと過ごせるトンネルのような形のテントです。
メインポール3~5本が平行なアーチ状になっていて、ツールームテントと同様にテントとタープを別々に設営する手間が要らなくなります。
内部空間が広いため、テント内でくつろぐことも料理を楽しむこともできる形状になっています。
●ワンポールテント
ワンポールテントは1本のポールで立ち上がる円錐の形のテントのことです。
「ティピーテント」や「モノポールテント」とも呼ばれている。見た目がかわいいのでサイトでの存在感は抜群になっています。
ワンタッチテントなどと同様に1人で設営できるのも魅力です。
●ロッジ型テント
山小屋のように立ちあがった壁に屋根が掛かる形状で、室内の隅まで有効に使えます。
高さもあるため、居住空間も広く快適性は抜群になっています。
キャンプ先でもまるで家に居るかのような雰囲気を味わえるのは魅力的ではないでしょうか。
大家族や大人数でキャンプしたい!という人にはロッジ型テントがおすすめです。
失敗しないテントの選び方
テント1つとっても複数の種類があり、見た目も大事ですが自分に合った性能を見つけていきましょう。
●人数に合わせて選ぶ
テントを選ぶ際は、利用する人数を考慮することが重要です。
機能表に目安となる定員が記載されているので、確認してみてください。
ただし、定員丁度の人数で寝ようとするとスペースにあまり余裕がありません。
荷物もテント内に置いてゆったりと横になりたいのであれば、利用人数プラス1名程度のモデルをおすすめします。
また、ソロキャンプの場合は1人でも組み立て可能なモデルを選ぶようにしましょう。
●組み立て方をチェック
初めてキャンプに挑戦するのであれば、自立式のドームやツールームタイプのテントがおすすめです。
また、自立式のテントは設営が簡単なだけでなく、湿った底面をひっくり返して天日干しができるので撤収時にも便利です。
一方の非自立式は、テントと地面を張りなわで固定して組み立てる必要があるため、キャンプ初心者の方には設置が難しいことがあります。
とはいえ、パーツが少なくコンパクトなことが魅力で、こだわってアレンジを加えたり、おしゃれな形を選べたりするのもこのタイプです。
ポップアップやワンタッチは初心者におすすめ
設営が簡単なテントを探している方であれば、ワンタッチ式がおすすめです。
折りたたみ傘のように開いて組み立てるので、ポールをスリーブに通したりする手間がかかりません。
また、ピクニックや海水浴といったレジャー用途なら、ポップアップ式のテントが適しています。
収納袋から取り出して広げるだけで設営できる手軽さが魅力です。
耐水性は要チェック
テントは野外で使用する用具なので、生地の耐水性も重要なポイントです。
雨天時はもちろん、たとえ晴れていても、朝露で濡れてしまうこともしばしばあります。
耐水圧1,500mm以上のものであれば、急な雨で慌てる心配もありません。
雨の日にキャンプをしたり、登山で使用したりするのなら、耐水圧2,000mm以上の耐水性能を備えたモデルが安心です。
●持ち運びや収納のしやすさをチェック
キャンプ初心者や女性にとっては、コンパクトに収納できて持ち運びやすいモデルを選ぶことが大事です。
あまりサイズが大きいものを購入してしまうと、保管にもそれだけスペースを必要とするため、保管場所のをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
●通気性をチェック
秋から冬、冬から春と寒いシーズンのみしかキャンプを行わないのであれば気にすることはありません。
しかし、夏など気温が暖かくなるシーズンもキャンプを行うのであれば、テント内が熱くなるので、通気性は気にしたいポイントです。
暑い時期もキャンプを行うのであれば、メッシュ窓のあるテントを購入すると良いでしょう。
1番付属品などを取り付けず、通気性を良くするのであれば4方向メッシュ窓にできるテントがおすすめです。
【後悔したくない人必見】テントを購入する際の注意点
これまで、5年以上キャンプをしてきた私が、買った後に後悔をしたくないあなたへ向け注意点をお伝えします。
後悔しても問題ないという方は飛ばしてください。
値段のみで判断しない
大手通販サイト(Amazon・楽天)を見ると、テントは1万円以内でたくさんの種類が販売されています。
しかし、キャンプ業界の中では安い価格となっており、作りが粗末で耐久性に欠けるものが多いです。
最低限の機能性・最低限の耐久性・最低限のサービスを求めるのであれば、低価格帯のテントでもいいと思いますが、買って後悔しないものが欲しいとなるとおすすめできません。
後悔したくない場合は3万円〜のテントを購入するようにしましょう。
3万円以上のテントであれば、使用されている素材や耐久性が保証されているものが多いです。
また、故障した時のアフターサポートが充実しているため安心して使用することができます。
通販の安いテントは基本的におすすめできない
上記でAmazonや楽天のテントは安いという話をしましたが、確かにAmazonでも評価の高いテントが多いです。
しかし、この評価は「この値段にしては良い」という評価のものが多い印象です。
もちろん、Amazonの中にも本当にいいテントはありますが、原価から考えても3万円以上のテントに1万円程度のテントがかなうことはまずないでしょう。
私も初めてのテントは、Amazonで安いけど評価の高いものを購入しました。
商品が届きウキウキでキャンプに出かけ、テントを組み立てキャンプを開始。
組み立てていると繋ぎ目が破けていることに気づきました。
何回かの使用後に破けてしまっているのであれば新しいものを購入していましたが、未使用だったためさすがにメーカーに交換の問い合わせ。
しかし、結果は返信ナシ…
評価は500を超えており、評価も4以上のテントでした。
このような商品は中国人が運営しているメーカーの可能性もあり、Amazonの評価も操作されていることは有名な話です。
Amazonだから信頼できるというわけではありません。
初めての1台に選びたいテント10選
初めてのテントとしておすすめしたいテントをご紹介していきます。
キャンプ初心者におすすめのものを厳選して選んだので、参考にしてみてください。
ご紹介するテントの一覧
製品画像 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめ度 | 4.8/5.0 点 | 4.5/5.0 点 | 4.2/5.0 点 | 4.0/5.0 点 | 3.8/5.0 点 | 3.5/5.0 点 | 3.5/5.0 点 | 3.5/5.0 点 | 3.5/5.0 点 | 3.5/5.0 点 |
メーカー | Rexxia | snow peak | coleman | NORDISK | Kodiak Canvas | LOGOS | MURACO | Spatz | DOD | TENT FACTORY |
形 | ワンタッチ | ドーム | ドーム | ワンポール | ロッジ | ワンタッチ | ドーム | ワンポール | ワンポール | ツールーム |
重量 | 5.5kg | 8kg | 10.5kg | 18kg | 13.8kg | 12.1kg | 3.8kg | 6.2kg | 15.7kg | 21.4kg |
価格 | 43,780円 | 52,800円 | 57,800円 | 76,900円 | 54,800円 | 59,889円 | 56,000円 | 68,200円 | 46,847円 | 80,000円 |
販売 | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る | 商品を見る |
1位:Rexxia ワンタッチテント
おすすめ度 | 4.8/5.0 点 |
価格 | 43,780円 |
メーカー | Rexxia |
形 | ワンタッチ |
最初にご紹介するのは、2023年から販売を開始した国内アウトドアブランドのRexxia。
2方向からの出入りが可能となっているため、快適な出入りを行うことができます。
また、4方向をメッシュ窓にすることができるので、暑い夏場でも比較的快適に過ごしながら虫除けも行うことが可能になります。
室内にはランタンフックもあるので、ランタンを置く場所に困ることもないでしょう。
広さは2.1m×2.1m×1.45mと広々とした空間のため、ゆったりとくつろぐことができます。
テント形状はワンタッチ式と設置が簡単な形状となっており、初心者の方におすすめの形状となっています。
当サイト限定クーポン
以下のクーポンコードをコピーし、クーポンコード入力欄に貼り付けることで、表示価格より10%offで購入することができます。
TIKTOK_VJFFFKCECTW2
※クーポンコードは購入後に適用ができないため必ず、購入前にご入力ください。
※割引キャンペーンは予告なしに終了する場合がございます。お早めにご検討ください。
Rexxiaの口コミ
Rexxia(レクシア)ワンタッチテントの口コミや評判を調査!
ワンタッチテントが欲しくていろいろ探していましたが、やっぱりこれに決めました。
ソロはもちろん二人でも余裕です。
収納の要領がわからずぐちゃぐちゃに丸めてしまうことが多いですw
でも、惚れ惚れするほどカッコよくて機能的、最高に気に入ってます!
これまで使っていたテントが傷んできたので探しており、ワンタッチで設営できる点と、レビューが良いのを見て購入しました。
試しに家の中で設営。子供たちは大喜びで、これからの季節大活躍の予感です。
2位:スノーピーク アメニティードームM
おすすめ度 | 4.5/5.0 点 |
価格 | 52,800円 |
メーカー | snow peak |
形 | ドーム |
1958年に創業された新潟県三条市に本社を構える総合アウトドアメーカー「snow peak」です。
先ほどご紹介したRexxiaのテントより少し価格は高くなっていますが、サイズが大きいためゆったり使用することができます。
フロントパネルを跳ね上げれば、アメニティードームの前にリビングスペースを作り出すことができるので、ファミリーキャンプなど複数人での使用におすすめです。
スノーピーク アメニティードームの口コミ
#これを見たらキャンプツーリングに使っているテントを紹介する
スノーピーク アメニティドームs
積載が許すのであれば最強
もはや快適すぎて1歩も出なくなります pic.twitter.com/0tbsZJ67D7— いろはす▲ (@0701sr400) August 29, 2019
3位:コールマン タフワイドドームⅣ300
おすすめ度 | 4.2/5.0 点 |
価格 | 57,800円 |
メーカー | coleman |
形 | ドーム |
先ほどご紹介したアメニティードームと並んでファーストテントとして人気の高いコールマンのタフワイドドーム。
4人で使用が可能なテントなのに設営が簡単で、荷物を置いてもゆったりと使用できるサイズ感が人気の理由です。
コールマン タフワイドドームⅣ300の口コミ
家族キャンプを始めた時に買ったテント
コールマン タフワイドドームⅣ300長らく愛用してましたが数年前に小川のツールームに変えて以来使わず。今日ブックオフで売却してきました。
広さ、立て易さも撥水性も(これが一番)よいテントでした。始めた頃と違って最近はいろいろなのがあるな。 pic.twitter.com/l3uQlz2tlA
— ちゃこ (@chako11923) May 1, 2022
4位:NORDISK アルヘイム
おすすめ度 | 4.0/5.0 点 |
価格 | 76,900円 |
メーカー | NORDISK |
形 | ワンポール |
ノルディクスを代表するティピ型テント「アルフェイム」。
そのかっこいいフォルムは一見扱うのにハードルが高そうですが、ワンポールなので設営は簡単。
テクニカルコットン素材で通気性が良く結露もしにくいため、夏でも冬でも快適です。
5位:Kodiak Canvas
おすすめ度 | 3.8/5.0 点 |
価格 | 54,800円 |
メーカー | Kodiak Canvas |
形 | ロッジ |
居住性が高いコットンテントを求めている人から人気のテントです。
大雨でも生地に滲まないでしっかりとした耐水性のがあるコットン素材で、フロアも厚手生地なので安心感があり羽を伸ばせます。
6位:LOGOS Tradcanvas
おすすめ度 | 3.5/5.0 点 |
価格 | 59,889円 |
メーカー | LOGOS |
ブレーキ | ワンタッチ |
6位でご紹介するのはLOGOSから販売されているTradcanvasになります。
ランタンフックやインナーポケットと多くの機能が搭載されているため、初めてのテントとして満足できる製品だと思います。
7位:MURACO NORM
おすすめ度 | 3.5/5.0 点 |
価格 | 56,000円 |
メーカー | MURACO |
形 | ドーム |
埼玉県狭山市に本社を置き、アウトドアアパレルやテントなどを幅広く取り扱っているMURACO。
人目を引く真っ黒な外観をしており、後方にも出入口を配置しているのが特徴です。
収納時はコンパクトサイズになっているので、ちょっとしたスペースで保管でき、車で保管もできます。
8位:Spatz ウィグワム
おすすめ度 | 3.5/5.0 点 |
価格 | 68,200円 |
メーカー | Spatz |
形 | ワンポール |
スイスで創業し、85年以上の歴史があるアウトドアブランドSPATZ。
センターポールはインナーテント内にある目印にあわせるだけで容易に立てられます。
高さがあるため、出入りもしやすくなっています。
9位:DOD ヤドカリテント
おすすめ度 | 3.5/5.0 点 |
価格 | 46,847円 |
メーカー | DOD |
形 | ワンポール |
遊び心のあるアウトドアグッズを手がけるDODから販売されているヤドカリテント。
ワンポールテントのなかでも、寝室・リビングが一体になった2ルームタイプなのが特徴です。
別売りのタープポールをセットすることで、商品名のとおり、ヤドカリのような形になります。
10位:TENT FACTORY アオバ
おすすめ度 | 3.5/5.0 点 |
価格 | 80,000円 |
メーカー | TENT FACTORY |
形 | ツールーム |
国内の有力なアウトドアブランドであるテントファクトリーが販売する2Rスクリーンテント アオバ。
4方向がメッシュ素材になっているので、通気性が良く夏でも快適にテントの中で過ごすことができることでしょう。
筆者からの一言
いかがだったでしょうか?
今回は初心者におすすめのテントをランキング形式でご紹介しました。
テントを販売している業者の中には、粗悪品を販売している業者も多くいます。
購入する際は口コミなどをしっかりと確認しながら初めてに相応しいテントを選ぶようにしましょう。